状態:AU(ケースに入っていませんのでご注意ください)
このコインは古代インドで造られたディナールとよばれる金貨で、発行されたのはシャカ王(AD325〜345年)の時代です。
サイズは直径約1.7〜1.9センチ、重さは約7.8グラムです、現代コインと比べると小さいですが、古代は金の産出量が少なくこれが標準的なサイズです。当時のインドは帝政時代のローマと交易しており、サイズを統一したと考えられます。当時のローマではアウレウスと呼ばれる金貨が使われていましたが、サイズ・重量とも本コインとほぼ同じです。帝政ローマ時代のアウレウスなら、この程度の状態で70万円をくだることはありません。
オモテ面は王様の立像で、右手には三叉の戟(さんさのげき)を持っています。シャカ王はスカートとブーツを履いており、クシャン朝がもっていた騎馬民族的な要素がうかがえます。
ウラ面はインドのヒンドゥー教の女神様アルドクショーの座像です。
一般的にこの銘柄の場合、オモテに描かれた王像の胸からスカートにかけ高い部分は摩耗しきっているものですが、ご覧のように本貨はほとんど摩耗していません。また腕、足、顔あたりも流通痕が少なく、クシャン朝にしてはかなりの高状態です。
王様の顔も綺麗に残っており打刻も良好です(5番目の写真でご確認ください)。ウラもまたアルドクショーの顔、体、衣服のドレープなど摩耗が少なく高状態です。
なお本貨は12時と6時のフチにわずかな裂けがありますが、これはコインの打刻時にできたもので古代インドのコインにはよく見られます、もちろんないに越したことはありませんが、この程度であれば一般には欠点とはみられません。
インドは経済の成長性が高く人口増加も見込めますので、コイン相場も中国のあとを追う形でこれから値上がりすると店主は思います。お安いうちにいかがでしょう。
本貨の金品位は不明ですが、色合いから推測して80%ほどはあると思います、本日(2026年10月1日)現在の金小売価格は23,300円(税込み)ほどですから本貨は地金価格だけで14.5万円ほどになります。ここ数年徐々に値を上げてきましたが、それでも1700年ほども前の金貨がこの価格で入手できるのは不思議な気がします。
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■サイズ:直径約17〜19ミリ、重さ約7.8グラム
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