状態:PCGS-AU55
江戸時代には11種の小判が発行されましたが、本貨は江戸時代末期の天保8年(1837年)から安政5年(1858年)にかけ発行されました。このところ少しずつPCGS社鑑定小判が増えてきましたが、それでも国内外のオークションをみますと、鑑定済みコインはめったに出てきません、たまにでてきても大半はScratchアリやCleanedで本貨のように数字が付く個体は稀です。なお以下はPCGS社による天保小判の鑑定内訳です。
MS61:4枚
MS60:2枚
AU58:31枚
AU55:104枚←ココです(数字付き鑑定コインでは平均的な状態)
AU53:33枚
AU50:9枚
なお数字なしDetails鑑定の枚数は開示されていません。
さてこのコインについてです。
オモテ/ウラともある程度流通していますが、それでもひっかき傷(Scratch)や洗浄痕・磨き痕(Cleaned)はありません、歪みやスレなどもなく雰囲気の良いコインです。なお元文小判までは両替商が刻印を打った個体が多いですが、本銘柄(天保小判)以降は幕府が禁止したため、刻印が打たれた個体は多くはありません、当然ながら本貨にはそれがなく数字付きの鑑定です。
注)両替商の刻印があればPCGS社はChop MarkアリとしてDetail鑑定にしてしまいます
最近になって徐々にPCGS社によって鑑定された古金銀が増えてきましたが、全体を見るとまだ少数派です。この銘柄に関しても同様で、国内外のオークションで鑑定済みコインはめったに出てきません。PCGS社に鑑定を依頼したことがある方ならご存じだと思いますが、日本から同社に鑑定を出しても戻ってくるまで8か月から12か月ほどもかかってしまいます、その観点で本貨のような鑑定済みコインは希少性があります。日本国内でも今後徐々に鑑定済みの古金銀(主に江戸期に発行された金貨・銀貨)が主流になってゆくのではないでしょうか。
そのようなこともあり、この銘柄の「PCGS社数字付き鑑定コイン」は常に高値を付けます。先日(2026年7月)に開催されたオークションワールド(第45回)に同銘柄、同評価(PCGS-AU55)が出品され、手数料込み約38万円で落札されました。
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■サイズ:直径約58ミリ、重さ11.2グラム(金品位56.8%)
■本貨は、アメリカの大手鑑定会社であるPCGS社の鑑定済みケースに入っており、真贋は同社によって保証されておりますのでご安心ください。
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