状態:NGC-AU Details(AU/準未流通)Monunt Removed
ミャンマー最初期の金貨の一つ2ムー・1ピー金貨(Fr-5/KM-20)です。
1800年代のアジアはヨーロッパのコイン文化がようやく入ってきた時代で、銘柄の数自体わずかしかありません。一方で近年のアジア経済の急成長に伴って日本や中国はもちろん発行国においてもコインへの投資が広がりつつあります。
近年急速にアジアコインの相場が上がりつつありますが、この時代のミャンマーコインもここ数年で随分と値を上げてきた印象です。その代表は本貨とほぼ同時代に発行された、クジャクが描かれた1キャット銀貨です。15年ほど前までは1枚数千円も出せば手に入りましたが、今では状態の良いものなら100万円を超えるオークションアイテムになってしまいました。
このコインは3グラムに満たない小型の金貨ですが、ミャンマー最初期の金貨の一つです。この上に2倍のサイズの5Mu金貨がありますが、そちらは超希少で市場に出てくることはまずありません、従って本貨は実質的に手に入る1800年代唯一の金貨といってよいでしょう。
さてこのコインについてです。
今でもミャンマーの大きな寺院の入り口には、日本の狛犬のような2頭のライオン像がおかれていますが、オモテ面に描かれたライオンはそのTemple Lionで、同国では神聖な動物と考えられているようです。ライオン像の周囲に打たれたミャンマー文字は「チンディ」と読みライオンを意味する言葉です。ライオンの下にはミャンマー歴1228年の文字があります。ウラ面の稲穂の内側には本貨の重さを表す「2ユエ(Mu)1ペ(Pe)」の文字が打たれており、稲穂の周囲には当時の首都ネピドーの文字が見えます。ミャンマーは本貨が発行された1866年から20年あとにイギリスの植民地になりますが、本貨はそれ以前に発行された数少ないミャンマー独自の金貨です。
状態は瑕疵あり(Details)鑑定のAU(準未流通状態)です。NGC社のラベルにはMount Removedと表記されていますが、これは「かつて宝飾品として飾るため、コインのフチに留め金でとめた痕跡がある」)という意味合いです、留めた痕跡は5番目の拡大写真でご確認いただけますが、ご覧のように軽微なもので、コインの価値を大きく下げるものではありません。その点を除くと摩耗痕はわずかにとどまりNGC社の鑑定通りAUはあると思います。
上記のようにこの銘柄はビルマ最初期の金貨で残存数はごくわずかです。発行量も少なかったようです。現在NGC社のサイトでは鑑定数が非表示になっていますが、店主が4年ほど前に調べたところ鑑定総数は僅か30枚しかありませんでした。内訳は最高鑑定のMS63(1枚)を筆頭に、MS62が3枚、以下AU58が4枚、AU55の3枚と続きます。AU53以下は7枚ですが、「数字なしDetail評価」の個体が12枚でした。
近年のアジアコインをみますと、銘柄数や残存数の少なさに反して、アジア経済の成長に伴う需要が急速に増えているようにみえます。本貨も上記のように鑑定数が少ないので、おそらく市場での残存数も相当少ないのではないかと思います。ミャンマー人の収集に加え今後は日本や中国人によるカイも強まるのではないでしょうか。
なお「ときいろ」では4年前に本銘柄のAU55を82万円で販売いたしました、本貨はそれ以来の出品です。数字なしのAU Details鑑定ではありますが、この銘柄に関しては「有る」というだけで価値があります。なお本銘柄(KM-20)のカタログ価格はXF40が3500ドル(現在のレートで消費税込み60万円ほど)です。
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■サイズ:直径約17ミリ、重さ約2.75グラム
■本貨は、アメリカの大手鑑定会社であるNGC社の鑑定済みケースに入っており、真贋は同社によって保証されておりますのでご安心ください。
■ゆうパック、もしくはクロネコヤマト便でお届けします。
※30万円以上の高額商品は、ゆうパック「セキュリティ」にてお送りいたします。
■お支払いについて:本商品は[銀行振り込み]でお受けしております。
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