状態:NGC-MS61(AU/準未流通)
ナポレオン3世時代の1862年にパリで発行された100フラン金貨です。ナポレオン100フランは前期(1855〜1860年)の無冠時代と、後期(1861〜1870年)の有冠時代に分かれます、このコインはナポレオンが月桂冠をかぶった有冠時代のものです。
発行枚数は合わせて約45万枚、そのうち前期(無冠)が約35万枚で、後期(有冠)が約10万枚です。さらに前期、後期ともパリの鋳造所で造られたコインとストラスブールで造られたものがあり、それぞれ以下の通りの枚数が発行されました。
前期(無冠)
パリ鋳:約33万枚
ストラスブール鋳:約2万枚
後期(有冠)
パリ鋳:約7万枚 ←コレです
ストラスブール鋳:約3万枚
なお鋳造所はウラ面に打たれた年号の左のイニシャルで判別し、Aはパリ、BBがストラスブールです。このコインは写真8番目の写真のように年号1862の左側にAと打たれており、これによってパリで造られたコインだとわかります。
このコインは後期タイプで鋳造所はパリですから、すべての年号あわせ約6.8万枚造られています。さらに、このタイプの年号別の発行枚数をみると以下のようになっています。
1862年:6,650枚 ←ココです
1864年:5,536枚
1865年:1,517枚
1866年:9,041枚
1867年:4,309枚
1868年:2,315枚
1869年:29,000枚
(1870年:10,000枚)
本貨は1862年ですから発行枚数は6,650枚です。
さてこのコインについてです。
オモテ面に目立ったキズはありませんが、肖像のホホやマユなど隆起した部分がわずかに擦れています、これはこの銘柄によくみられる特徴です。摩耗も僅かにありますが軽微です。ウラは目立ったキズ、擦れ、変色など欠点は無く、落ち着いたマット状の輝きをとどめています。両面ともまずまず状態は良くNGC社の鑑定MS61は妥当な評価だと思います。一点ご注意いただきたいのはオモテ面の4時のフチにあるわずかなアタリです、軽微なものでコインの価値を下げるものではありませんが、念のため拡大写真(4、5番目の写真)をアップしておきました。
ナポレオン100フランは状態の良い個体はさほど多く残っておらず、MS61でもまずまずの高状態です。なおNGCによる本貨1862Aの鑑定総数は202枚で内訳は以下の通りです。
MS66:1枚
MS65:3枚
MS64:4枚
MS63:11枚
MS62:25枚
MS61:31枚 ←ココです(上位37%)
MS60:12枚
AU58:48枚
AU55以下:54枚(33枚の数字なしDetail鑑定を除く)
ナポレオン100フランは金価格の上昇もあり近年ずいぶん値上がりしました、希少性もまずまずで将来性があるコインだと思います。なおこの銘柄には一枚当たり約29グラムの金が含まれています。
★最寄りの郵便局に「局留め」を希望される場合は、ご注文画面の「お届け先の入力」欄に、希望される「郵便局名」と「郵便局の住所」をご入力ください。郵便局で受け取る際は、荷物の追跡番号と、ご本人だと証明できるもの(住所などが記載されているもの)が必要になります。
■サイズ:直径約35ミリ、重さ約32.3グラム(金の品位:90%)
■本貨は、アメリカの大手鑑定会社であるNGCの鑑定ずみケースに入っており、真贋は同社によって保証されておりますのでご安心ください。
■ゆうパック、もしくはクロネコヤマト便でお届けします。
■お支払いについて:本商品は[銀行振り込み]でお受けしております。
【お願い】
掲載している文章(商品説明)や写真の、コピー・転用・流用は固くお断りします。