状態:NGC-MS61(AU/準未流通)
オランダのユトレヒトで1763年に発行された14グルテン金貨です。ユトレヒトはホラントやフリースラントなどと並んで有力な州のひとつで独自のコインを発行していました。この銘柄は1749年から1763年まで発行されており、7グルテンと並んで発行された金貨です。オモテ面に馬に乗った戦士が描かれていることから「Golden Rider」と呼ばれます。
同時代に同じく馬に乗った騎士が描かれた大型銀貨(1/2ドュカトーンと1ドュカトーン)も発行されていますが、銀貨のほうも「Silver Rider」と呼ばれ人気があります。なお近年7グルテンと14グルテンのリストライク(復刻コイン)が発行されていますが本貨はオリジナルです。
オランダの全盛期は1600年代の後半で、このコインの時代には、すでにイギリスの台頭もあって衰退期に入っていました。そのような経緯もあるのでしょうか、本銘柄(ホラント、ウエストフリースラント、ゼーラントなどの合計)の出現頻度は決して多くはありません。
なおNGC社の鑑定実績(1763年銘のユトレヒト)は以下の通りです。
MS65:1枚
MS64:3枚
MS63:10枚
MS62:11枚MS61:14枚 ←ココです(上位50%程度以内)
AU58以下:38枚(29枚の数字なしDetail鑑定を含む)
さてこのコインについてです。
オモテ/ウラともわずかに金サビが乗ったシブイ輝きで、角度を変えてみるとプルーフライクのような光沢感があります。金は腐食しませんが、一般的に金貨には僅かながら銅や銀が含まれており、それが金サビの原因になります。
この銘柄も同様で、金の品位は91.7%でわずかに銅(おそらく)が含まれています。金サビは時代の経過とともに現れてきますが価値を下げるものではなく、本貨のように適度に金サビが乗ったコインは、好ましい評価を受けるケースが多いです。
摩耗もさほど進んでおらず、キズやヘアラインなどは見当たりません。
ただ一点ご注意いただきたいのは、ウラ面(紋章面)の中央部、ライオン像あたりにみられるアジャストメントマークです。アジャストメントマークは打ちあがったコインの重量を調整するためにできる削り痕です。もちろん無いに越したことはありませんが、製造時点でできたものであり大きく評価を下げるものではありません、ご覧のように本貨もNGC社はDetailではなく数字付きの鑑定をしています。なお本貨の場合、時代の経過とともに削り痕は周囲と同化しており目立ちませんが、アジャストメントマークが目立つように角度を変えた拡大写真を2枚(9、10番目)をアップしておきましたのでご確認ください。
直径28ミリほどの中型のコインですが、そのなかに精緻に刻印された素晴らしいデザインだと思います。近年同時代のシルバーライダーが驚くほど値を上げていますが、このゴールドライダーのほうも人気化しています。
なお上のように本貨はわずかにアジャストメントマークがありますので、少しお安くしておきました。
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■サイズ:直径約28ミリ、重さ約9.9グラム(金品位91.7%)
■本貨は、アメリカの大手鑑定会社であるNGC社の鑑定ずみケースに入っており、真贋は同社によって保証されておりますのでご安心ください。
■ゆうパック、もしくはクロネコヤマト便でお届けします。
■お支払いについて:本商品は[銀行振り込み]でお受けしております。
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