中央アメリカ、1829年８レアル銀貨、カラフルトーン-オンラインショップ「ときいろ」

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中央アメリカ、1829年８レアル銀貨、カラフルトーン

中央アメリカ、1829年８レアル銀貨、カラフルトーン

製造元
商品コード	389-3

268,000 円（税込）

SOLD OUT

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□状態：NGC-AU55（EF）

中央アメリカで1829年に発行された大型の8レアル銀貨です。中央アメリカ連邦共和国は1823年から1839年まで、いまのグアテマラを中心とした地域にあった短命の国です。このコインもヌエバ・グアテマラで造られたものです。この地域は1820年代初頭までスペインの植民下にあったため、コインにはスペインの王様の肖像が描かれていましたが、中央アメリカ成立以降は、このコインのようにデザインが一新されました。オモテ面は「太陽の顔＝サン・フェース」が山脈から顔を出すデザインで、人気があるコインです。

クラウスのカタログ（Standard Catalog of World Coins 6^th Edition）によりますと、本銘柄1829年（コインタイプ）の価格ガイダンスはMS60で1300ドル、MS63で3000ドルとなっています。

さてこのコインについてです。

本貨の特徴は何といってもカラフルなトーンです。あと一歩で「ときいろ」の『カラフルなトーンを楽しむ銀貨シリーズ』に入るレベルです。特にオモテのトーンが美しく、真ん中あたりはシャンパンカラーと黄色、金色など美しくが混在しており、周辺に行くにしたがって紫からブルーのグラデーションに変ります（写真1～5でご確認ください）。ウラは落ち着いた暗色ですが、光の当て方を変えるとシャンパンカラーやブルー系のトーンが現れます。状態もNGCの鑑定AU55ほど悪くはありません、このコインの見どころであるサン・フェースはさほど摩耗していませんし、太陽から放射状に延びる光線もカラフルなトーンと共鳴してシブく輝いています。ウラ面の樹の下の方は葉っぱが摩耗しているように見えますが、これはこの銘柄によくみられる打刻の弱さによるもので、実際の摩耗度はさほどでもなく、カラフルトーンのきれいなコインです。

NGC社の本貨（1829年鋳）の鑑定総数は87枚ありますが、分布は以下の通りです。

MS63: 4枚
MS62: 6枚
MS61: 3枚　　
MS60: 1枚
AU58: 8枚
AU55: 14枚　←ココです
AU53以下: 51枚（22枚のDetails鑑定含む）

ご覧のようにこの銘柄は状態の良い個体が少なく、本貨AU55は1829年銘の上位36枚に入るまずマズの状態です。

なおこの銘柄の発行枚数は不明ですが、当時のこの地域の経済規模、あるいはNGCやPCGSによる鑑定数から考えて、決して多くは造られていないと思います。デザインも面白く今後人気が出るコインだと店主は思います。

■サイズ：直径約39ミリ、重さ約27.1グラム
■本貨は、アメリカの大手鑑定会社であるNGC社の鑑定ずみケースに入っており、真贋は同社によって保証されておりますのでご安心ください。

■ゆうパックもしくはクロネコヤマト便でお届けします。
■お支払いについて：本商品は銀行振り込みか、クレジットカード決済でお受けしております。

【お願い】掲載している写真のコピー・転用は固くお断りします。