ブラジル1813/2年発行、ホアン皇太子の4000レイス金貨、MS64準最高鑑定-オンラインショップ「ときいろ」

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ブラジル1813/2年発行、ホアン皇太子の4000レイス金貨、MS64準最高鑑定

ブラジル1813/2年発行、ホアン皇太子の4000レイス金貨、MS64準最高鑑定

ブラジル1813/2年発行、ホアン皇太子の4000レイス金貨、MS64準最高鑑定

製造元
商品コード	377-2

298,000 円（税込）

SOLD OUT

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□状態：NGC-MS64（UNC+）

このコインが発行される4年前、本国ポルトガルはナポレオンの侵攻を受け、皇太子ホアンは女王マリア1世といっしょにブラジルに逃げました。その後マリア1世が体調不良で政務がとれなくなったため、ホアンが摂政として政務を担ったそうです。

この金貨はホアン6世（Joao Ⅵ）が、皇太子だった時代（1805年-1818年）にリオ・デジャネイロで発行された中型の金貨4000レイスです。発行枚数はさほど多くはなく、毎年10万枚前後が発行されていました。本貨1813年銘も14.8万枚ですから、現代的な感覚では少ないほうです。なお正確に申し上げますと、この銘柄は1812年の「2」の上に「3」が刻印された「1813/2年銘」で、これは1812年に発行する予定で鋳造されたコインを、何らかの理由で1813年に発行することになり、急遽、発行年を1812⇒1813年に上書き（＝「オーバーストライク」）しなおしたものです（6番目の写真をご覧ください）。なお先ほどの発行枚数14.8万枚は、1813年銘と1813/2年銘をあわせた枚数ですが、両者の内訳は不明です。ただNGC社の鑑定数を比べると、1813年銘が21枚に対し、1813/2年銘は3枚のみですから、おそらく1813/2年銘の方が発行枚数は随分少なかったと思います。

さてこのコインですが、写真をご覧のように輝きが素晴らしいコインです。ウラ／オモテとも、まるで最近造られた金貨のようにきれいな金色に輝いています。刻印がわずかにセンターからずれて打たれておりますが、この時代のコインによくみられるアジャストメント・マークもなく良い状態です。オモテ面の紋章部分の一部は摩耗しているように見えますが、これは当時の刻印技術によるもので摩耗ではありません。これに対しコインの周辺部分の文字はきれいに刻印されています。

なお上記のようにNGC社によって本銘柄の1813/2年銘は3枚のみ鑑定されていますが、内訳はMS65が一枚、MS64が本貨1枚、あとはMS62が一枚あるだけです。

またNGC社は1813年銘と1813/12年銘をあわせて24枚鑑定しています、内訳は以下の通りです。

NGC-MS65: 4枚
NGC-MS64: 2枚　　←ココです
NGC-MS63: 8枚　　
NGC-MS62: 5枚
NGC-MS61以下: 5枚

Standard Catalog of World coins 9^Th Editionによりますと、本貨1813/2年銘の価格ガイダンスは、MS60が1200ドル、MS63が2100ドルとなっています。

ここ数年、中南米のスペイン植民地で造られた金貨は随分と値が上がりましたが、ポルトガル植民地ブラジルの金貨はほとんど値が動いていません。店主はこの時代のブラジル金貨には割安感があると思います。

■サイズ：直径約27ミリ、重さ約8.07グラム
■本貨は、アメリカの大手鑑定会社であるNGC社の鑑定ずみケースに入っており、真贋は同社によって保証されておりますのでご安心ください。

■ゆうパックもしくはクロネコヤマト便でお届けします。
■お支払いについて：本商品は銀行振り込みか、クレジットカード決済でお受けしております。

【お願い】掲載している写真のコピー・転用は固くお断りします。