モンゴル1925年1トゥグリルと5モンゴのセット-オンラインショップ「ときいろ」

ITEM SEARCH

検索

商品一覧

古物営業法に基づく表記

許可を受けている会社の名称: 株式会社ブルー・シー・プラネット
許可を受けている公安委員会の名称: 東京都公安委員会
許可番号: 301061805436

トップ
アンティーク・コイン
モンゴル1925年1トゥグリルと5モンゴのセット

モンゴル1925年1トゥグリルと5モンゴのセット

製造元
商品コード	301-1

338,000 円（税込）

SOLD OUT

この商品についてのお問い合わせ

□状態：トゥグリルPCGS-MS62（UNC-）/5モンゴPCGS-AU55(EF)

モンゴルで1925年に発行された銀貨と銅貨のセットです。銀貨のほうが1トゥグリル(KM-8)、銅貨は5モンゴ（KM-3.1）です。

当時のモンゴルは隣国ソ連の影響を受け、モンゴル人民共和国（1924年成立）という社会主義国の国でした。同国では建国翌年の1925年に1トゥグリル(KM-8)、50モンゴ(KM-7)、20モンゴ(KM-6)、15モンゴ(KM-5)、10モンゴ(KM-4)、以上5種の銀貨と、5モンゴ（KM-3）、2モンゴ（KM-2）、1モンゴ（KM-1）以上3種の銅貨を発行しましたが、いずれも1925年のみの単年発行です。

本商品はそのうち1トゥグリル銀貨と5モンゴ銅貨のセットで、それぞれ銀貨・銅貨の最高額面です。発行枚数は1トゥグリルが40万枚ですが、5モンゴのほうは不明です。40万枚の発行はアジアの銀貨の中でもかなり少ないほうです。
一昨年（2020年）あたりから、1925年発行のモンゴル銀貨は急速に人気化しております。昨年末（2021年）に香港で開かれたオークションで、飛び切りトーンがきれいな1トゥグリルのMS64が、ハンマープライス13,000ドルで落札され注目を集めました。直近の国内では、1月に手数料込み50万円強で落札された事例があります。なおPCGS社によって数字付きの評価を受けたコインは928枚ありますが、上位鑑定は以下の通りです。

MS64:8枚
MS63:38枚
MS62:152枚 ←ココです
MS61:197枚
MS60:12枚
AU58:241枚
AU58:203枚

案外と少ないのが銅貨の5モンゴの方で、PCGS社の数字付の鑑定コインは14枚しかありません、内訳はMS64が2枚、AU55が本貨幣を含み5枚、AU53が4枚、AU50が3枚です。市場でも、この銅貨は1トゥグリル以上に見つけるのが難しいコインです。

さてこのコインですが、トゥグリルはほとんど摩耗のなく、目だったキズもありません。ただ8-10番目の拡大写真のように、ケース表面を縦に走るキズがあります。それぞれの写真の中央部分にキズが入るように写しておりますのでご確認ください。このケースのキズはPCGS社のラベルの最上部あたりから、コインの下のあたりまで断続的に4か所にわたってついていて、たぶんハサミのように先がとんがった物でひっかいたのだと思いますが、もちろんコインの価値とは無関係です。キズの程度は軽微で、リフォルダー（ケースの入れ替え）をするほどではないと思います。5モンゴのほうは使用による摩耗感がありますが、磨き痕やヘアラインはなく目立ったキズもなく、PCGSの評価通りのコインです。

近年のアジア経済の成長に伴って、中国を含むアジアのコインの相場は徐々に上がってきています。モンゴルやカンボジア、インドネシア、ヴェトナムなど各国コイン価格の上昇をみますと、自国コインの収集によるカイに加え、日本人や中国人など、アジアの投資マネーも入ってきているように思います。さらにこの地域はヨーロッパ基準のコインの発行が遅れたため、銘柄数が少ないという理由もあると思います。

本貨も発行から100年が経とうとしており、そろそろアンティーク・コインの仲間入りです。アジアコインの隠れた名品として投資の対象になると店主は思います。

■サイズ：1トゥグリル直径約33ミリ、重さ約20グラム
　　　　50モンゴ直径約32ミリ、重さ約14グラ

■本貨は、アメリカの大手鑑定会社であるPCGS社の鑑定済みケースに入っています。真贋は同社によって保証されていますのでご安心ください。
■ゆうパックもしくはクロネコヤマト便でお届けします。
■お支払いについて：本商品は銀行振り込みか、クレジットカード決済でお受けしております。

【お願い】掲載している写真のコピー・転用は固くお断りします。